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体質改善したい人必見!鍼灸で体質改善する方法と期間とは?

原因が分からないけど、いつも調子が悪いな…。

肩こりや冷え性、生理痛、お肌の調子も悪い。原因の分からない不調が続くと、気分も滅入ってきますよね。この記事では、特定の原因が思い当たらない不調(不定愁訴:ふていしゅうそ)の時の体質改善にオススメの鍼灸治療について、そしてその治療期間について書いています。

【1】鍼灸で体質改善できるもの

1.冷え性の改善

冷え性(ひえしょう)は、”入浴後なのに手足がすぐに冷える”、”手足が冷えて眠れない”といったように、特に手や足の先などの四肢末端やなどが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことを言います。しかし、西洋医学的には、病気として扱われず不定愁訴(身体の自覚症状)として扱われてきた為、西洋医学的な定義はありません。
一方、東洋医学的には、冷え性は治療すべき疾患とみなしており、鍼灸や漢方などを用い改善するような取り組みをしています。

鍼灸治療では、深部体温を高めたり、食べた物をしっかり消化吸収し、熱を生産出来るように胃腸を整えることにより、冷え症を克服していきます。

詳しくは以下の記事をご覧ください!

2.肩こりの緩和

肩こりとは症候名のひとつで、正式な病名ではありません。肩こりと名前はついているものの、そのほとんどは首の後ろや背中(肩甲骨の間)に、こり感や重苦しさや痛みなどの症状を有することが多いです。
肩こりの原因は多岐に渡っており、肩周りの筋肉を多く使うことにより凝り固まったり、東洋医学的にいうと、
“血”や”気”がスムーズに巡っておらずに、肩周りや首周りで滞ってしまうと出る肩こりであったり、外から風邪や寒邪が襲ってきた時に気でガード出来ずに、肩こりとして症状が出たりする場合もあります。
肩周りの冷えも肩こりの原因になりえます。また、イライラするなどのようにストレスが溜まった状態は(肝の気が上がり)これも肩こりの原因の一つになります。

鍼灸治療では、肩周りの筋肉を緩める為の治療をしたり、ツボを使い“血”や“気”をスムーズに巡らせたりします。

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3.PMSや生理痛など女性特有の症状の緩和

月経の前になると決まって不快な症状が現れ、日常生活にまで支障をきたすことを月経前症候群(PMS)といいます。月経前の3~10日の間続く、精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失します。

また、生理痛は、プロスタグランジンという物質が関係しています。この物質は子宮収縮を促して経血の排出をスムーズにしてくれるホルモンなのですが、このホルモンの量が多すぎる場合に、子宮の収縮が強くなり、キリキリとした痛みになります。また、血管を収縮させる作用もあるので、腰痛やだるさ、冷えがひどくなります。

このような女性特有の症状にも、ツボを使った鍼灸治療をすることにより症状を緩和することが出来ます。

詳しくは以下の記事をご覧ください!

4.お肌の肌質改善

お顔に鍼を打つ美容鍼というものがあります。美容鍼は、肌の表面にアプローチする化粧品などと違い、肌の組織や細胞を刺激し、身体の内側に働きかけるような美容法です。

副作用がなく、お肌に負担をかけることなく、自分自身の力でお肌の調子を整える方法が、鍼灸治療の特徴です。

詳しくは以下の記事をご覧ください!

 

【2】体質改善にかかる期間は?

では、これらの体質改善するには、どのくらいの期間が必要なのでしょうか?
鍼灸治療を受けることにより、手足がポカポカしてきて冷え性がその場で改善したように感じることもあります。しかし、それは一時的な改善でしかなく、根本的な改善にはなっていません。
根本的に体質を改善するには、少し時間はかかります。

体質を変えるには、まずは体を作っている細胞の新陳代謝をみていくとよいと思います。
細胞の新陳代謝の周期は部位によって異なり、胃腸の細胞は約5日周期、心臓は約22日周期、肌の細胞は約28日周期、筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期、骨の細胞は約3ヶ月周期、赤血球は120日間です。
つまり、細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3〜4ヶ月で新しく生まれ変わります。

血を作り変えるには最低120日間

なぜ、血をピックアップしたのかというと、血が全身の細胞を滋養(じよう)しているからです。
血の中でも赤血球は骨髄で生まれ、全身の血管へと流れその時に、全身の細胞に必要な酸素や栄養を持っていきます。古くなると脾臓で壊されるのですが、この血が少ないと、全身の細胞は元気にならない(=新陳代謝が活性化されない)のです。
この赤血球が生まれ変わるのに必要な日数が120日間です。この期間に、血を作る・血を増やす・血を流すを意識することにより、体質は少しずつ良い方向に変化していくと考えます。

その時に、血の働きを助けてくれるのが、鍼灸治療です。
自身の生活で血のことを意識して血を作るように、ご飯をしっかり食べよう(特にタンパク質)!よく眠ろう(23時までには就寝0時から2時の間は熟睡する)!などを考えつつ、鍼灸治療で血の生成を促すように、消化器系のチカラを高めたりすると、PMSが緩和したり、冷え性が改善したりといった症状が改善していきます。

【3】女性は気になる!肌質改善には何日必要?

体質の中でも、女性は特に気になるのは、肌質が改善するにはどのくらいの期間が必要かな?ということだと思います。
人の皮膚の構造は表皮、真皮、皮下組織に分かれており、表皮を作っているのが胚芽細胞、真皮と皮下組織を作っているのが線維芽細胞です。この胚芽細胞は2つの細胞に細胞分裂します。
その分裂にかかる時間が約28日から40日であり、この周期期間をターンオーバータイムといい、細胞分裂した一方が皮膚表面に押し上げられて角質層を形成する現象をターンオーバーといいます。
今の肌質を改善したい場合、古い角質を削ぎ落とし、新しい角質層を形成する必要があります。しかし、このターンオーバにかかる期間は、年齢を重ねるごとにどんどん長くなっていきます。
一般的に28日で生まれ変わるのは20代だと言われているのですが、ここで朗報です!
なんと、鍼灸治療(特に美容鍼)をうけることにより、ターンオーバーの期間が短くなるのです。
今の肌質を改善したいと思っている方は、鍼灸治療を受けることにより最短で28日で肌質が変わってくると考えてよいと思います。

最後に:鍼灸で体質も肌質も改善しよう

この記事では、鍼灸で改善できる体質と期間について書いていきました。
鍼灸で改善・緩和できることは、

  1. 冷え性の改善
  2. 肩こりの緩和
  3. PMSや生理痛など女性特有の症状の緩和
  4. お肌の肌質改善

などです。これらを改善するには、根本的に改善するには、赤血球が生まれ変わる120日間を一つの大きなくくりとして考え、その中でもお肌の肌質改善には28日は最低でもかかると思って頂ければと思います。
鍼灸治療を併用して、体質改善し、笑顔で生活出来ますように!

タラマイ
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