生理不順はストレスが原因？簡単ツボ押しで生理不順を解消しよう

そろそろ子どもが、欲しいけれども生理不順で、タイミングが分からないな。。。

結婚式も終わり妊活を始めようとしている笑実さん。しかし、結婚前から生理不順で、いつタイミングを取ればいいのか分からないみたいです。
この記事では、生理不順が解消され、決まった周期で生理がきて、妊娠する為の身体のベースが出来るよう、自宅で出来る簡単ツボ押しをご紹介します。

※正式な医学用語は、月経（＝生理）ですが、月経不順をここでは分かりやすいように生理不順と記載します。

【１】生理不順（月経不順）とは

そもそも、一般的に、生理の周期が25日から40日くらいの人はおおむね正常です。月経のくる日が前後に1周間ほどずれるのもおおむね正常です。このような規則的な生理がこないことを、生理不順と言います。

【２】生理不順での婦人科受信の目安

生理痛や、PMS（月経前症候群）重い人ほど、生理が来ないと楽だから！と放置しがちになると思います。しかし、生理不順には、病気が隠れている可能性もあります。生理が始まったばかりの10代では生理不順になりがちなのですが、20代前半では生理周期も整います。それ以降で、例えば3ヶ月生理が来ていないと排卵していない可能性があったり、6ヶ月生理が来ていないと、女性ホルモンが出ていない可能性もあります。
排卵していないと、妊娠することは、ありません。子どもを欲しいと願う人にとって、排卵していないことは、一大事です。さらに、子宮内膜が肥大し続けてしまうので、癌のリスクが高くなることも知られています。また、女性ホルモンが出ていないと将来骨粗しょう症になるリスクが高まったり、子宮が萎縮して妊娠しにくくなる可能性があります。
20代前半以降で、三ヶ月以上生理が来ない事が普通にあるならば、一度婦人科を受診することをオススメします。

【３】ストレスが生理不順の大きな原因になる

生理不順が起きる原因はさまざまです。極端なダイエットによるやせ過ぎや、太り過ぎ、または睡眠不足など、生活習慣が原因で起こるケースも珍しくありません。また、過度の疲労や劇的な環境の変化などにより、交感神経と副交感神経の働きが乱れると女性ホルモンのバランスも崩れやすくなり、月経周期が不安定になったり正常な排卵を妨げるといわれます。
その中でも、生理不順の大きな要因の一つがストレスと言われています。なぜならば、女性ホルモンの分泌量を調整する中枢は、脳の視床下部というところにあり、このホルモン調節中枢のすぐ近くには、不安感や怒りなどの感情を司る情動中枢があるのです。このため、ホルモン調節中枢はストレスの影響をとても受けやすく、女性ホルモンの調節中枢が乱れると、卵巣から分泌されるホルモン分泌に影響が出ることにより、生理不順を引き起こすと考えられています。

【４】簡単ツボ押しで生理周期を整える

１．中極（ちゅうきょく）

身体の中心線上で、おへその下4寸のところに中極のツボがあります。おへそと恥骨上端の間を5等分して、その一つを1寸とします。目安は、おへその下へ指5本分幅ほど下がったところです。
中極は、月経不順の他に女性特有の不調によく使われます。月経痛、不妊、子宮筋腫、子宮内膜症などにも有効です。

２．関元（かんげん）

身体の中心線上で、おへその下3寸のところに関元のツボがあります。おへその下へ指4本分幅下がったところです。
関元という名前は、健康の元である元気に関わる重要なツボ、ということを意味しています。応用範囲のとても広いツボで、月経不順をはじめ、月経痛、不妊、子宮筋腫、頻尿、冷え症などにもいいツボです。

３．子宮（しきゅう）

中極から指4本分幅横にいったところに、子宮のツボがあります。
ホルモンバランスを整えるとされ、月経不順、不妊などに用います。

４．三陰交（さんいんこう）

三陰交のツボは、足の内くるぶしから指幅4本分上がった骨際にあります。
昔から女性のツボとしてとても有名です。月経不順、月経痛、不妊、冷え症、更年期障害をはじめ、逆子や安産の灸にも使われます。

ツボはぐぐっと押すものだと思われがちですが、決して力任せに押してはいけません。ゆっくり、深く押すことを心がけてください。目安としては5秒押して、5秒離すくらいが良いでしょう。お腹のツボは押すだけでなく、カイロや湯たんぽなどで温める方法も効果が見込めます。足のツボはお湯に浸かりながらリラックスした状態で押すのがおすすめ。お風呂上がりでも良いので、ぜひ試してみてください。