悪阻(つわり)？いつから？妊娠２ヶ月（４週・５週・６週・７週）

生理が遅れた…何だかムカムカする気もする

初めての妊娠だと、つわりって？とどんな症状が自分の身体に起こるのか分からず不安になりますよね…。この記事では、熊本で鍼灸院を経営している３児の母が、自身の経験も交えながら、悪阻っていつから？そして、色々な悪阻（つわり）について紹介していきます。

【１】悪阻（つわり）って何で起こるの？

妊娠したら、一番始めに悩まされる事が多い悪阻（つわり）。では、そもそも、つわりは、なぜ起こるのでしょうか？
妊娠したことにより、体内のホルモンバランスが急激に変化します。その変化に母体が適応出来ずに起こるとされています。また、原因の一つと言われているヒト絨毛性ゴナドトロピンが妊娠３週目辺りで分泌し始め、妊娠５週目で急激に分泌されることにより、嘔吐中枢を刺激することで発症するとも考えれられています。
この他にも、プロゲステロンの増加により体内にガスがたまりやすくなり、嘔吐や吐き気、不快感の原因になったり、精神的な影響なども考えられます。自身の経験からこの、精神面の影響も大事な気がします…。

【２】悪阻（つわり）いつからいつまで？

つわりは、早い人では、妊娠４週頃（妊娠２ヶ月）から感じる人もいます。妊娠４週というと、いつもなら生理が来るけど、今月は来ないな〜という時期です。一般的には５週目頃から始まり、最も症状が辛い！と感じるのが、妊娠８週から９週ころ、そして、１５週から１６週（妊娠５ヶ月）に落ち着いてくると言われています。
そう、言われているのですが、つわりって、本当に個人差が大きく、期間や症状の重さも人によって色々違います。妊娠初期からつわりに苦しめられる人から、えっ？私つわりってあんまり感じなかったよ〜という人まで様々。
私の場合は、１５週目に入った途端に、目の前がぱ〜っと開け、つわり終わったかも〜と思いました！

【２】悪阻（つわり）の種類

悪阻（つわり）って、色々な種類のつわりがありますよね。よくドラマとかで見かける、うっ！気持ち悪いと言ってトイレに駆け込む吐きづわり（私は、初期に駆け込むくらいの吐き気には襲われなかったな…何か胸の辺りが気持ち悪い…ていう感じでした）
無性に吐きたくなる…食べたくない…吐いちゃうし…という吐きづわりとは別に、食べないと気持ちが悪い食べづわりというものもあります。私、このタイプのつわりでとにかく食べてると気持ち悪さが落ち着くけど、食べないと気持ち悪くなっていました。このタイプは、とにかく体重が増えます。そして、病院の先生に注意されます。苦笑
あとは、眠りづわりも多いと思います。眠気やだるさがとにかくひどい！初めての妊娠で気づきにくいつわりな気がして、治療院に来てくださる妊婦さんに、えっ！そんなつわりってあるんですか？と言われることも多いです。
あとは、よだれづわり！よだれがとにかく出るというつわり。
その他にも、匂いに敏感になったり、音に敏感になったり、イライラしちゃったり、頭痛がしたり、妊娠すると色々と身体の変化が出てきますよね。

【３】悪阻（つわり）への対処方法

悪阻の対処方法として、まずやるべきことは、母体を休ませるということだと思います。赤ちゃんがお腹に来てくれて、妊娠生活が始まると、いつもとは違う身体と心になります。いつもと同じように生活をしていたら、母体であるお母さんが倒れ、そしてお腹の赤ちゃんまで影響が出てきます。
つわりは、ちょっとちょっと！お母さんになるんだから、その準備しましょうね〜！の一つの合図だと思いますよ。
ただ、実際に症状が出たらめちゃくちゃ辛い…。
そんな時は、鍼灸という選択肢もオススメですよ！妊婦になると、交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、吐き気も出てくるので、副交感神経を優位にし、身体をリラックスすることができれば悪阻も楽になっていきます。
また、それぞれの体質にあったツボを使った鍼灸やマッサージの施術をすることで、”あなたの”つわりが楽になっていくはず。
また、マッサージ単独でも副交感神経を優位にするので、オススメです！ただし、マタニティマッサージは、妊婦さんへのリスク管理をしっかりしている所を選んでくださいね！