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妊娠中のむくみ対策|梅雨を乗り切るためのヒント3選

妊娠中に足がゾウみたいにむくむ!むくみが辛いよ…

この記事では、東洋医学の観点から、妊娠中のむくみの主な原因と、梅雨の季節に悪化しやすいむくみに対して、梅雨を乗りきるむくみ対策を熊本で鍼灸院を経営する3児の母鍼灸師がツボを3つ紹介します。

【1】東洋医学で見る妊娠中のむくみの原因とは?

妊娠中のむくみは多くの妊婦さんが経験する一般的な症状で、東洋医学では「水滞」や「気血の滞り」として理解されます。東洋医学の観点から、妊娠中のむくみの主な原因は体内の水分代謝の乱れです。妊娠によりホルモンの変化や増加する血液量が、体内の水分バランスを崩し、むくみを引き起こします。
特に、東洋医学では妊娠中は「腎」の機能が弱くなると考えられています。腎は水分代謝を司る重要な臓器で、その機能が低下すると体内に水分が溜まりやすくなります。また、妊娠によってお腹が大きくなることで、血流が滞りやすくなり、むくみを引き起こしやすくなります。

【2】梅雨の季節にオススメな食事と飲み物

梅雨の季節は湿度が高くなり、妊娠中のむくみが悪化しやすい時期です。東洋医学では湿気が体内に溜まると「湿邪」となり、むくみを引き起こすと考えられています。そこで、梅雨の季節に効果的な食事と飲み物を取り入れることで、体内の水分バランスを整え、むくみを軽減することが重要です。

まず、利尿作用のある食材を積極的に摂りましょう。利尿作用のある食材としては、大豆製品、小豆、冬瓜、キュウリ、スイカなどがあります。これらの食材は体内の余分な水分を排出し、むくみを軽減する効果があります。
次に、体を温める食材を取り入れることも大切です。体が冷えると血流が悪くなり、むくみが悪化しやすくなります。しょうが、ニンニク、ネギ、シナモンなどの温性食材を使った料理を摂ることで、体を内側から温めることができます。また、温かいスープやお茶もむくみ解消に効果的です。特に、利尿作用のあるハーブティー(例えば、カモミールティーやジュニパーベリーティー)を飲むことをおすすめします。
さらに、適度な塩分摂取も重要です。塩分の摂りすぎはむくみの原因となりますが、全く摂らないのも体内のバランスを崩す原因となります。適度な塩分摂取を心がけるとともに、カリウムを多く含む食材(例えば、バナナ、アボカド、ほうれん草)を摂ることで、体内の塩分バランスを整えることができます。
最後に、水分補給も忘れずに行いましょう。むくみが気になるからといって水分を控えるのは逆効果です。適度な水分補給を行うことで、体内の水分代謝がスムーズになり、むくみの改善につながります。ただし、一度に大量の水分を摂るのではなく、こまめに少量ずつ摂取することがポイントです。

【3】簡単にできる東洋医学的ケア!ツボ押しとお灸でむくみを和らげる

妊娠中のむくみを和らげるために、東洋医学ではツボ押しとお灸が効果的です。ここでは、むくみ解消に効果的な具体的なツボを3つ紹介します。

1.三陰交(さんいんこう)

効果:三陰交は、東洋医学で「腎」「肝」「脾」の3つの経絡が交わる重要なツボです。このツボを刺激することで、全身の水分代謝を促進し、むくみを軽減する効果があります。また、ホルモンバランスの調整や血行促進、冷えの改善にも効果が期待できます。

位置:内くるぶしの中心から指4本分上の脛骨の内側の部分。
方法:親指で優しく押しながら円を描くようにマッサージするか、お灸を使って温めると効果的です

2.足三里(あしさんり)

足三里は、消化機能を改善し、全身の血行を促進するツボです。むくみだけでなく、疲労回復や免疫力向上にも効果があります。特に下半身のむくみに対して効果的です。

位置:膝の皿の外側下、指4本分下に位置するくぼみの部分。
方法:親指で一定の圧力をかけながら押し、数秒間保持してから離す動作を繰り返します。また、お灸で温めると血行促進効果が高まります。

3.水分(すいぶん)

水分は、体内の水分代謝を調整する効果があります。このツボを刺激することで、体内に溜まった余分な水分を排出し、むくみを改善することができます。また、消化機能の改善やお腹の冷えの解消にも効果があります。

位置:おへその真上、指1本分(約1寸)上の場所。
方法:中指や親指で軽く押し、円を描くようにマッサージします。強い圧力は避け、優しく刺激することが大切です。お灸を使用する場合は、ツボの周辺を温めることでさらに効果が高まります。

これらのツボ押しやお灸を日常的に取り入れることで、妊娠中のむくみを和らげ、快適な体調を保つことができます。ただし、妊娠中は体調が変化しやすいので、無理のない範囲で行い、体調が悪い場合や不安な場合は、専門家に相談することをおすすめします。

最後に:妊娠中の梅雨時期はむくみ対策をしよう!

この記事では、東洋医学の観点から、妊娠中のむくみの主な原因と、梅雨の季節に悪化しやすいむくみに対して、梅雨を乗りきるむくみ対策を熊本で鍼灸院を経営する3児の母鍼灸師が3つ紹介しました。
梅雨時期は妊娠してなくてもむくみが出やすい時期です。妊婦さんだけでなく、むくみ対策に、ツボも活用してみてくださいね!

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