女性の３大悩み（生理痛・更年期・妊娠）熊本の女性鍼灸師が解消

「女性特有の悩みを解消したい！」

生理痛、更年期症状、そして妊娠しにくいや、妊娠中のトラブル等、ライフステージに合わせて女性特有のお悩みが出てきますよね。この記事では、熊本で女性専用の鍼灸院をしている筆者が女性特有のお悩みに対して、どんなアプローチをしているのか？を書いていきます。

【１】ライフステージに合わせた女性特有の悩みとは？

女性のライフステージに合わせた悩みって、本当に多岐に渡りますよね。月経が始まり、妊娠・出産を迎え、閉経に向けて更年期症状も出てくる。月経（生理）に関しては、経血の量が多くなったり、逆に月経がこなくなるという事も。また、妊娠前の中々赤ちゃんを授からない事があったり、妊娠したら、つわりに悩まされ、大きくなるお腹に合わせて腰痛や恥骨痛が出ることも。また、ホットフラッシュや、気分の浮き沈みが激しくなる更年期症状など、年代に合わせて女性特有のお悩みが出てきます。正直、大変ですよ！閉経するまで月経は毎月あるし…ね…。

【２】生理痛・更年期症状・妊娠に対しての鍼灸マッサージでのアプローチ方法

では、そんな女性特有のお悩みに関して、熊本で鍼灸院をしている筆者は鍼灸マッサージでどのようにアプローチしているのでしょうか？今回は、生理痛、更年期症状、妊娠前、妊娠中の４つの場面でのアプローチ方法をお伝えします。私が個人的に感じて、個人的な視点でアプローチしているので、筆者のタラマイの一つの考え方として見てもらえれば幸いです。

１．生理痛

まずは、生理痛へのアプローチ。生理痛がひどい方には、２つの特徴がよく見受けられます。それは、冷えが強いこと、そして、過度なストレスを抱えていることです。生理（月経）は、基本的に痛くない！がノーマルな状態です。受精卵が子宮に来なかった。この赤ちゃんのベットはいらないね、では排出しましょう！それが月経になるので、するんと体外に排出されるのが自然な状態になります。生理痛（月経痛）が強いということは、この排出をするために子宮をぎゅぎゅ〜と収縮しないと、経血が排出できない状態になります。お腹周りに冷えが強い方は、この収縮にめちゃくちゃ力を使うので、結果的に生理痛がひどくなると考えられます。
さらに、ストレスを抱えていると女性器に不調が出やすいという東洋医学的な考え方があるので、ストレスが多くかかった状態でも生理痛はひどくなると思います。
私は生理痛に対して、経血が排出しやすくなるツボを刺激したり、ふくらはぎにあるツボを刺激しながらマッサージをしていき、お家でも出来る簡単10秒セルフマッサージもお伝えしています。

２．更年期症状

次に、更年期症状へのアプローチ。上半身がぽっぽっと熱くなり、汗が吹き出す。体温調整が難しくなったり、睡眠の質も落ち、なんだか気分が乗らない日が多くなることも、更年期症状ではよく見受けられます。更年期症状が出ている時は、自律神経の乱れも出ているので、
私は鍼灸マッサージを使い、背中にある自律神経を整えるツボを刺激したり、女性ホルモンを整えるアロマも使いながら、全身のマッサージをしていきます。

３．妊娠前（妊娠したい！）

妊娠したくても、中々赤ちゃんが来ないという方に鍼灸マッサージをする事もあります。お身体を触らせていただき、冷えが強い方に対しては、まず冷えを改善するようなアプローチをしていきます。赤ちゃんって、手足が冷たかったり、お腹が冷たかったりすると、居心地が悪いと思い、お腹にやってきてくれないので、まずは、鍼灸施術を行い、冷え性対策を行なっていきます。
さらに、昨今、１人目の出産をされる方の年齢が高くなってきており、子宮の弾力が減った状態で、着床しにくいという方に関しては、エラスチンカプセルをお勧めすることもあります。
エラスチンって何なの？という方は、以下の記事をお読みいただきたいのですが、ようは、子宮の90％をしめるエラスチンというタンパク質が26歳をピークに減少し、40歳ではほぼ無くなっていますよ、年齢を重ねた時の妊娠は、エラスチンが少なくなっているので、着床しにくくなっていますよ！という事になります。エラスチンは、体内では作られないので、サプリとして飲む事で、着床しやすくなるので、妊娠をご希望される方にエラスチンサプリはお勧めです。

エラスチンとは？食品には含まれない！？オススメの選び方紹介！

４．妊娠中（マタニティ期）

最後に、妊娠中でも鍼灸やマタニティマッサージは可能になります。筆者も３人の子を持つ母であり、自身の妊娠中に、つわり対策に鍼やお灸を自分の体を使い、実験していた過去もあります。
つわりに関しては、食べずわりへの鍼灸アプローチは得意です。よだれづわりは、鍼灸で少しよくなりますが、劇的に変化させるのは、私は難しく感じています。また、腰痛や肩こりなどの痛みに関しては、マタニティ期でもうつぶせになれるクッションを使用し、アロマを使ったアロママッサージ等で、リラックスと痛みの除去を行なっていきます。うつぶせになれるクッションは、妊婦さんに大好評で、皆様口を揃えて「久しぶりにうつ伏せになった〜！最高！」とおっしゃって頂けています＾＾