という疑問に現役女性鍼灸師がお答えします。この記事では、メリットが多く語られる美容鍼のデメリット?をお伝えします。
【1】美容鍼のデメリット
小顔になりたい、ほうれい線を薄くしたい、など女性にとってお顔の悩みは付きないものです。そんな女性の悩みの改善のお手伝いを担う一つの方法が美容鍼です。お顔の筋肉やツボに鍼(はり)を打つことにより、お顔の筋肉の血流を改善したり、肌の新陳代謝を促進し、肌の組織を改善していきます。その一方で、デメリットがあることも事実です。デメリットとして多い、内出血と痛みがなぜ起こるのかを説明していきます。
1.美容鍼による内出血はなぜ起こる?
お顔には、毛細血管が蜘蛛の巣上に張り巡らされています。美容鍼は顔に鍼を刺すので、まれに鍼先が毛細血管に当たることで皮膚の内側で出血が起こり、内出血になります。簡単にいえば鍼によって毛細血管が傷ついたときに、漏れた血液が一定期間皮下に残って起こる現象が内出血です。美容鍼に限らず、内出血は病院で受ける注射針でも起こる可能性があるのですが、美容鍼で使う鍼灸の鍼は直径0.10mm~0.20mm程度の細い鍼なので、注射針よりも内出血のリスクは少なくはなります(ゼロではありません)。通常は内出血が消えるのに約3~10日ほどかかり、太く深い血管にあたって出た大き目の内出血でも約3~4週間ほどで消えることが多いです。また、東洋医学的に考えると出血をすることにより、不要な血が排出され、もろくなった血管が一度壊されて再生される中で新しい血が作られ細胞が活性化するので、内出血する=細胞が生き返ると考えます。
しかし、結婚式や写真撮影など、大切なイベントを控えている場合は内出血をなるべく避けたいと思いますので、その旨を鍼灸師に相談すると、顔の目立つ部分を避けて鍼を打ってくれることが多いので、是非鍼灸師にご相談の上施術を受けてみてください。
2.美容鍼って痛いの?
痛みの感じ方は人それぞれではあると思うのですが、美容鍼で使う鍼灸の鍼は直径0.10mm~0.20mm程度の細い鍼なので、一般的に痛みを感じることは少ないです。しかし、お顔にある痛点(皮膚に分布する見えない痛みを感じる場所)に鍼先が当たった場合は稀に痛みを感じることがあります。この場合は、どんなに技術の高い施術者が鍼を打ったとしても痛みとして感じてしまう可能性があります。また、普段美容鍼を受けなれている方でも、その日の体調や生理前、寝不足などにより痛みに敏感になる傾向があります。
【3】美容鍼のデメリットと勘違いしやすいこと
美容鍼に限らず、鍼を打った後に、ダルさや痛み、発熱が出るといった好転反応が見られることがあります。好転反応は、鍼を打つことにより細胞が活性化されたり老廃物を排出することにより、身体が自分の力で良くなろうとしている反応なので、決して有害な症状ではありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。
最後に
この記事では美容鍼のデメリットについてお伝えしました。美容鍼では、内出血や痛みといったデメリットがあるのですが、そのデメリットを上回るメリットがあるのも事実です。デメリットを理解した上で鍼灸師と相談しながら、施術を受けてみてください。
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