目の下のクマの原因は？熊本の鍼灸師が美容鍼と関連づけ説明！

最近気になる目の下に出来たクマ…昔からあるような気がするけど最近ひどくなった？

目の下のクマにお悩みの方も多いですよね。寝不足な時も出来るけど、そうでは無い時もある気がする…この記事では、目の下のクマの原因とは？を熊本の鍼灸師が東洋医学の観点からちょこっと解説。美容鍼もオススメですよ〜！

【１】目の下のクマって何で出来る？

目の下のクマは見た目から大きく３つに分けられます。青クマ、茶クマ、黒クマです。それぞれのクマがどんなことが原因で出来るのかを紐解いていきます。

１．青クマはなぜ出来る？

青クマの一番の原因は、血行不良です。睡眠不足や、疲れ、ストレスが体にかかると血液が滞り、酸素が供給出来にくくなります。その結果、血液がどす黒くなり、目の下が青くみえるのです。目の下の皮膚は、特に皮膚が薄く青く見えやすく、元々色白な人や冷え性な人が悩まされていることが多いです。

２．茶クマはなぜ出来る？

茶クマの一番の原因は色素沈着です。メイクを十分に落とさなかったり、過剰なクレンジング等で目の下をこすったりすることが多いと、皮膚の色素沈着や角質の肥厚により、目の下が茶色く見えてしまいます。また、紫外線を浴びた時に出来る黒褐色の色素が肌のターンオーバーの乱れにより、古い角質が肌の表面に留まることでも、色素沈着を起こしてしまいます。

３．黒クマはなぜ出来る？

黒クマの一番の原因は、目の周りのたるみです。目の周りの筋肉（眼輪筋や、側頭筋、前頭筋）の筋力低下により、肌の弾力不足が商事、目の下にたるみが出来、影ができ、くぼんで黒く見えている状態です。また、肌の土台である、コラーゲンやヒアルロン酸などの物質が加齢とともにどんどん減っていくので、土台から崩れた肌は、ハリを失っていき、皮膚がたるむ→下まぶたも一緒に垂れ下がり、やはり黒い影を作り、それが黒いクマを作る原因になるのです。

【２】美容鍼とそれぞれのクマとの関係

それぞれのクマの原因が分かったところで、美容鍼では、これらのクマとどのような関係があるのあか？を書いていきます。自分のクマがどのタイプかな？を確認してから、読んでみてくださいね！

１．青クマと美容鍼

青クマを改善する為に必要なことは、身体の冷えや疲れを取ること、そして目の周りの血流をよくすることです。ここでポイントは、美容鍼はお顔だけではなく身体にもアプローチしているという点です。鍼やお灸を身体全体にすることにより、身体全体の血流を改善していきます。それにより、疲れや冷え性も改善していくからです。血液は、不要なものを排出する作用、そして酸素や栄養を必要な場所に送り届ける作用があります。血流をしっかり改善することで、疲れにくい身体作り、そして冷えにくい身体作りを目指し、青クマを根本的に改善していきます。
もちろん、目の周りに鍼を刺し、目の周りの血流も改善していきます。

２．茶クマと美容鍼

茶クマは、皮膚の色素沈着が大きな原因なので、色素沈着した部分や角質が肥厚した部分に直接鍼を刺すことにより、肌のターンオーバーを促していきます。肌のターンオーバーは年齢によって期間に違いがあり、20〜30代で30日前後、30〜40代で45日前後、50〜60代で55日前後と言われています。正常なターンオーバーをお顔に鍼を打つ美容鍼で促すことにより、きれいな肌に生まれ変わるようにし、茶クマを改善していくのです。ですが、一度出来てしまった茶クマを改善するには、数回のターンオーバーを経てからでないと効果を実感出来ません。根気強く治療をしていきましょう。

３．黒クマと美容鍼

黒クマの一番の原因は、目の周りの筋力低下で皮膚が重力に負けた結果生まれるたるみでした。お顔に鍼を打つ美容鍼で、これらの筋肉に直接アプローチすることにより、筋の弾性を取り戻し、黒クマを軽くすることができます。また、美容鍼では、肌のハリに関わる真皮組織にアプローチする事が出来ます。真皮組織は、コラーゲンやエラスチンのある場所なので、鍼の先がこれらを刺激して、肌にハリを生み、黒クマの予防にもなるのです。

最後に：目の下のクマには美容鍼

青クマ、茶クマ、黒クマ、どのクマにも美容鍼でアプローチすることが可能です。茶クマや黒クマのように、お顔そのものにアプローチしていくことも美容鍼の強みなのですが、青クマのように全身からアプローチするのも美容鍼の一つの方法です。目の下のクマにお悩みの方に、美容鍼という選択肢を知って貰えれば嬉しいです！

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