肌バリアの低下が原因！？冬の肌の乾燥の原因と対策５選

冬になると、肌が乾燥してヒリヒリして辛いよ…

冬の乾燥で肌がすると、メイクのノリも悪くなるし、シワの原因になったりもします。この記事では冬の乾燥の原因と手軽に出来る対策５選を３児の母でもある熊本の美容鍼灸師がお伝えしています。

【１】冬の乾燥の原因とは？

冬になると乾燥で肌トラブルが増えてしまう。その原因を２つ挙げてみようと思います。

原因１：空気の乾燥

冬は夏に比べて湿度が低くなるため、肌の水分が奪われて乾燥しやすくなります。また、エアコンにより部屋の空気が乾燥することも原因の一つです。さらに、時間差で夏に受けた紫外線ダメージが肌に現れ、乾燥するケースもあります。

原因２：肌バリアの低下が乾燥肌の原因になる！

肌バリア？何だそれは？ですよね。私たちの肌は外側から「表皮・真皮・皮下組織」と３つの層に分かれています。この中でバリア機能を担っているは、一番外側にある表皮の”角質層”と呼ばれる場所になります。このバリア機能が正常に働かなくなると、肌内部の水分や脂質が肌から逃げていき、外からの刺激やアレルギーの原因物質、細菌やウイルスがぐいぐいっと侵入してきてしまうのです。
肌のバリア機能は、角質層と皮脂によって保たれているので、先述したように空気中の乾燥で、肌からも水分が奪われやすい冬の時期は、特に水分量と皮脂量のバランスが崩れがちになり、最終的に皮脂量も低下し、肌も乾燥するのです。

【２】冬の乾燥肌の対策５選とは？

では、冬の乾燥肌に対してどのような対策をとればよいのでしょうか？ここでは５つご紹介します

１．部屋の湿度を上げる

エアコンを使う場合、どうしても室内が乾燥してしまします。加湿器を使用し、50％程度の湿度を保つようにしてみてください！加湿器は、ちょっと高めの位置で部屋の中央に置いた方が良いとされていますが、子どもがいたら、正直部屋の真ん中に、そんなリスクしかない物は置きたくない！ですよね？（おそらく！）そんな時は、サーキュレーターを使い、部屋の空気を循環させ、部屋の湿度を上げてくださいね＾＾

２.肌のバリア機能が落ちない生活をする

肌のバリア機能がおちると、肌の乾燥が加速する。では、肌のバリア機能が落ちない生活をすればいいんだ！その為に何をするのか？
よく寝てください！バランスのよい食事をとってください！水分もしっかりとってください！という、いつもながらの当たり前を推奨する形になります。特に肌のターンオーバーの乱れも肌のバリア機能の低下に繋がるので、肌の正常なターンオーバーをするためには、睡眠を特に大事にしてくださいね＾＾

３．血流・血行をよくする

寒くなると、冷えを感じたり、血流悪くなってるのって何となくイメージしやすいですよね。血液を介して、酸素や栄養素を全身に運ぶので、血流が悪くなると、肌のターンオーバーに必要な栄養素が不足して、健康な角質層を保てなくなります。その結果、乾燥肌になってしまいます。まずは、外側から保温して冷やさない！そして、出来る人は中から熱を発してみる（少し体を動かして血流促進）をやってみて下さいね！

４．スキンケアを見直す

まずは、こすりすぎない！洗った気がしない！と私の旦那さんは、ごしごし体をこすっているのですが、あれダメです！笑
ただでさえ、冬で角質層を大事にね！ていっているのに、あんなにごしごしこすったら、角質層を傷つけ、どんどん乾燥しちゃいます。お顔も一緒です。こすりすぎない。優しく洗う！が基本です。その後気をつけて欲しいのが、保湿性の高い化粧水などを使い、さらに、油分が含まれたクリーム等で水分を閉じ込めることです。
私は、エラスチンも含まれているオールインワンゲル（化粧水、乳液、美容液、クリーム）で、紫外線や乾燥といった外的環境から受けるダメージから肌を守り、保湿、美白だけでなく、年齢肌のハリ・弾力・しわ・たるみのケアがこれ一本でかなうものを使用しています！
いろんな物を塗っている暇がない子育て世代にもオススメの一本です。

５．美容鍼を受ける

最後に、全く手軽感はないけど、鍼灸師的にオススメなのが美容鍼です。美容鍼はお顔だけでなく、全身にあるツボを鍼で刺激することで、肌トラブルや体全体の不調の改善を促すものになります。
鍼を刺すことで、血行を促進させたり、お顔に鍼を打つことで、お肌のターンオーバーを正常にする手伝いをしたり、肌の保湿を助け、皮膚を守る役割を担う、コラーゲンやセラミドなどの成分を活性化し、新陳代謝も活発になります。