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月曜断食に学ぶ|養生するだけでダイエットや不調改善になる理由は?

月曜断食って言葉は聞いたことがあるけど・・・巷に溢れるダイエット方法でしょ!?

月曜断食=ストイックなイメージがあるのですが、月曜断食の考え方って現代人にとって知っておくべきことが沢山。月曜断食のベースの考え方を学び自身の生活に生かしてみませんか?今日から使える養生もご紹介します!

【1】月曜断食とは何か?

月曜断食とは、鍼灸師の関口賢さんが考案した「誰もがお金をかけずに手軽に、かつ安全に自宅で取り組める断食方法」です。週に1回不食日(水以外何も取らない)を設け、火曜日から金曜日は良食、そして土曜日、日曜日は美食という具合に、週に1回の不食日(断食日)以外はお酒も飲んでもいいですよというルールで行います。
本を読んで頂くと分かるように細かいルールはあるのですが、食事のことをあれこれ考えずに、とりあえず月曜に何も食べずに水だけを飲んで過ごしてみませんか?という月曜断食なので、思い立ったら吉日!の今日からでも始めることができます。

月曜断食のルール簡易紹介

月曜【不食日】→水だけ

火曜~金曜【良食日】
→朝:果物とヨーグルト
→昼:炭水化物(主食)は抜き、おかずのみ
→夜:野菜料理 お酒は蒸留酒を適量ならOK

土・日曜【美食日】→朝昼晩 好きなもの。炭水化物もOK

【2】現代人は食べすぎている

現代では、基本的に1日3食が当たり前ですが、これが定着したのは江戸時代・元禄期(1688~1704年)以降のことと言われています。当たり前のように、朝ご飯を食べ、12時頃になったら昼ごはんを食べ、一日の終わりに夕ご飯を食べる1日3食生活。お腹があんまり減っていなくても、何となくその時間になったから食べているということもあるのでは?
しかし、そんなあたたも、体調を崩した時にご飯を食べたくないという経験はありませんか?これは、本能的に食事を摂取して食べ物の消化にエネルギーを使うようりも、病気の回復にエネルギーを使いたい!と思っているからなのです。つまり、食べすぎの現代人は、常に食べ物の消化にエネルギーを使っており、組織の修復など体を回復することにエネルギーを使えず、結果的に体のあちこちに不調が出ていると考えられるのです。

以下の【食べすぎか?簡単セルフチェック】をやってみてください。

□毎食、お腹いっぱいになるまで食べている
□それほど空腹を感じていなくても、時間がくれば食事をする
□毎日、夕食に炭水化物(白米、パン、麺類など)を食べている
□食間(朝食と昼食の間、昼食と夕食の間)にお菓子をつまむのが習慣になっている
□外食の際、ハンバーグセット(orとんかつ定食)くらいならぺろりと完食できる
□食事を終えてから2時間以内に就寝することがよくある

次の項目のうつ一つでもあてはまれば著者の診断基準では食べすぎです。

【参照】「究極の健康法」でみるみる痩せる!月曜断食 関口賢 (文藝春秋)

あなたは上の診断基準でチェックがつきましたか?私は、結構つきましたよ。笑

【3】消化器を休めることの大切さとは

人は体で使うエネルギーの4割も消化活動に使っていると言われています。日常的に食べすぎている我々現代人の消化器は常にフルマックスで動いており、次から次に送られてくる食べ物の消化に追われっぱなしで、傷ついた細胞の修復や回復が後回しになっています。つまり、傷ついた細胞の修復や回復という大事なところにエネルギーが使われていないことが体に様々な不調につながっているのです。寝ても寝ても疲れている、代謝が落ちて太りやすくなった、肌にツヤがない、アレルギー症状に悩まされている、風邪を引きやすい、これらの不調も消化器の不調によっても引き起こされます。
胃腸を休める、一旦リセットすることで胃腸が正常に働ける環境を作ります。そうすることにより、代謝、免疫、ホルモン分泌、自律神経など胃腸が深く関わっている所の不調改善につながるのです。

豆知識:『ご飯を食べたのに何か食べたいは気のせい』です!(笑)私を含め現代人は食べすぎています。何か食べたいと思うのは、糖質を多く含むものを食べた場合のインスリンというホルモン分泌が原因です。体内に大量の糖(ブドウ糖)が入ってきた場合、これを代謝するためにインスリンが大量に分泌されて、一挙に処理します。インスリンは血糖値を下げる作用があるの、その結果、体は再び低血糖、空腹の状態に逆戻り。巷でよく言われている、緩やかに血糖値を上げるものを食べると良いという理由はインスリンを過剰に出させないためなのです。

【4】良質な睡眠の大切さとは

人は寝ている間に体の修復や回復をします。さらに寝ている間って痩せるのです!寝ている間に痩せる理由は、成長ホルモンが脂肪を分解する作用があるからなのですが、この成長ホルモンは眠りに入ってから30分から1時間後に表れる徐波睡眠(ノンレム睡眠の中でも、特に深い眠り)の時に多く分泌され、約3時間程度分泌されます。俗にいう22時から2時のゴールデンタイムは都市伝説という話もありますが、東洋医学にはこの時間帯は肝という臓腑の所に血(けつ)が戻ってきて、体を修復する時間帯(正確には0時〜2時)になっているので、やはり23時には就寝して、3時過ぎまで良質な睡眠を取ることは、体の修復や回復には必要なことだと考えます。
さらに睡眠時に体の修復・回復に充分なエネルギーを注ぐ為には空腹で眠ることが重要です。
野菜は1〜2時間、肉や魚、卵などのタンパク質は4〜6時間、白米、麺類、パン、イモ類などの炭水化物は6〜8時間消化にかかるので、寝る時間から逆算して、いつまでに夕食を取るべきかを考えるといいと思います。

まとめ:胃腸を休め良質な睡眠を取ろう

断食は、現代人が食べすぎによって胃腸の機能が落ちたものを強制的にリセットするリセットボタンだと思います。強制リセットボタンを押せる方は、ぜひ一度月曜断食にチャレンジしてみてください。もう一歩勇気が出ないかたは、まずは夕食を抜くプチ断食からでも!と本にも書いてありました。そして、空腹の状態で寝て、本来使うべき体の修復や回復にエネルギーを回してみてくださいね。

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