更年期症状の1つ、自律神経と感情乱れにはアロマがオススメです。この記事では熊本の鍼灸院でアロママッサージも行う3児の母が、更年期にオススメのアロマを紹介しています。
【1】更年期とは?
更年期症状は人によって、様々なのですが、更年期とは、誰にでもある期間です。どういうこと?
多くの女性は50歳前後で閉経を迎えるのですが、この前後10年間(45歳〜55歳頃)の期間を更年期と呼んでいます。更年期には、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が急激に減少することにより様々な不調が出てきます。更年期についてもっと詳しく知りたい!という方は以下の記事をご覧ください!
【2】更年期症状になぜアロマが有効なの?
脳にある大脳辺縁系と視床下部は、それぞれ感情や本能、自律神経を司っています。例えば、更年期症状でよく見られるホットフラッシュやほてりは、体温調整がうまくいっておらず起こる症状。これらの症状を調整する総司令官(大脳辺縁系や視床下部)にダイレクトに刺激を与えるのが香りの分子であるアロマ(精油)なのです。
【3】更年期症状にオススメアロマ3選
では、どのようなアロマ(精油)が更年期症状を緩和するのに役立つのでしょうか?今回は、3つの精油をご紹介していきたいと思います。
1.ゼラニウム
ローズに似た華やかな香りを持つゼラニウム精油。ゼラニウム精油が更年期症状を緩和するのか?という実験では、不安感が有意に減少し、活力や友好的な気分は有意に増加したとの結果が出ています。さらに、被験者の体感としては、肌の潤いが増加し、抜け毛は減少、髪の潤いは増加したとの報告もあります。
つまり、更年期症状の1つである感情の乱れを整え、肌ツヤを整えてくれるという嬉しい副産物も与えてくれるのがゼラニウムです。
2.クラリセージ
女性の為のハーブと言われているクラリセージ。クラリセージの香りは、イライラや緊張を和らげて心をリラックスさせてくれます。これは、酢酸リナリルとリナロールという心を落ち着ける鎮静作用のある成分のおかげです。また、クラリセージの特徴成分であるスクラレオールは、女性ホルモンに似た成分と言われており、更年期症状の緩和だけでなく、月経不順やPMSの改善にも効果が期待出来ると言われています。
つまり、クラリセージは女性特有の不調を持っている人みんなにオススメ出来る精油なのです。
さらに、更年期症状の1つである自律神経の乱れにより呼吸が浅くなる人にもオススメです。クラリセージを嗅ぐことで、呼吸がゆっくりになる効果が分かっているようです。
3.ラベンダー
ラベンダーは副交感神経を有意にし、心身ともにリラックスさせる効果があることは有名ですよね。更年期症状の1つである、イライラにもオススメの精油。お風呂に一滴入れて、ゆっくり湯船に使って、気持ちを落ち着かせるのもオススメです。また、不眠でお悩みの方は、ラベンダーオイルをディフューズしたり、ハンカチに1滴たらし、枕元に置いておくのもオススメです。
最後に:更年期症状緩和にアロマという選択肢を
辛い更年期症状にお悩みの方の1つの解決策として、アロマ(精油)という選択肢を持って頂ければ嬉しいです。
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