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更年期症状で鍼灸院に行く!?東洋医学で考える更年期とは?

更年期症状が出てきた気がするけどこんな時鍼灸院に行くのはアリ?

この記事では熊本の女性鍼灸師が、更年期と鍼灸との関わり、そして、更年期症状を東洋医学的にはどのように解釈しているのか?を書いています。40代後半の何だか分からない不調は更年期症状かも!?病院とともに、鍼灸院にも通い、症状が楽になる人が増えれば嬉しいなと思います。

【1】更年期とは?

更年期とは、閉経の前後5年間(合計10年間)を指しています。エストロゲンがある状態から、エストロゲンの乱高下を経験し、エストロゲンがない状態に慣れていく10年というイメージです。
更年期は誰でも訪れます。詳しくは以下のblogをご覧ください!

【2】更年期に関係の深い臓腑は”腎”

東洋医学において、更年期や月経に関わる生殖機能は【腎】と深く関連しています。東洋医学では、14歳で腎の気が満ちることにより生理(月経)がはじまり、49歳で腎の気が衰え閉経を迎えると言われています。閉経前後での腎の気が衰え弱くなることにより、体内のバランスが崩れることで、様々な不調が出てくると考えるのです。

【3】東洋医学的なタイプ別症状とは?

では、東洋医学的にタイプを分類し、タイプ別に見た更年期症状とはどんなものがあるのでしょうか?

1.腎のチカラが低下しているタイプ

腎のチカラが低下すると起こる症状として、手足の冷え、手足や顔のほてりなどがあげられます。この腎のチカラが低下するものの中にも、2つパターンがあり、腎陰虚、腎陽虚と呼ばれるものがあります。例えば、手足の冷えといった症状が強い人は、腎が体を温めるチカラが低下した状態(腎陽虚)、反対に腎が体を潤すチカラが低下した時(腎陰虚)には、のぼせてしまうのです。
さらに、この両方の症状が出ている人は、腎陽虚であり腎陰虚でもあるのです。

2.心が乱れているタイプ

心が乱れているタイプは、元々腎のチカラが低下したことから、やがて「心」のコントロールが効かなくなってしまい、自律神経が乱れてしまっている状態です。更年期で多く見られる、のぼせや、ほてり、寝汗や不眠、動悸などの症状は、自律神経を管理している心が乱れることによっても症状が出ることがありまる。

3.肝が乱れているタイプ

肝が乱れると、イライラや抑うつなどの症状が出やすくなります。また、肝は血を蔵している場所と捉えらているので、不調が出ると髪が抜けやすくなるなどの症状がみられます。

4.脾に影響が出ているタイプ

腎の陽虚が少なくなり、脾に影響が出ると、手足が冷えたり、食欲がなくなったり、疲労感が取れないなどの症状もでてきます。

最後に:更年期症状緩和に鍼灸を

鍼灸では、これらの症状を緩和する為に、腎の気を補い、それに付随する症状に対して施術を行っていきます。
病院で気質的な問題(子宮癌など)がなければ、鍼灸院にて更年期症状を和らげる施術を受けることもオススメですよ。

タラマイ
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