という方も、沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、肩こりの時にオススメのアロマオイルと、ツボについてお伝えします。あなたの肩こりが少しでも楽になりますように。
【1】肩こりとは
肩こりとは症候名のひとつで、正式な病名ではありません。肩こりと名前はついているものの、そのほとんどは首の後ろや背中(肩甲骨の間)に、こり感や重苦しさや痛みなどの症状を有することが多いです。
東洋医学的な肩こりの考え方では、肩こりは①風寒による肩こり②肝陽による肩こり③肝血不足による肩こり④寒飲による肩こり⑤気滞血瘀による肩こりの5つに大きく分類されています。
肩こりの要因は上記のように多岐にわたります。
分かりやすく言うと、”血”や”気”がスムーズに巡っておらずに、肩周りや首周りで滞ってしまうと出る肩こりであったり、外から風邪や寒邪が襲ってきた時に気でガード出来ずに、肩こりとして症状が出たりする場合もあります。肩周りの冷えも肩こりの原因になりえます。また、イライラするなどのようにストレスが溜まった状態は(肝の気が上がり)これも肩こりの原因の一つになります。
西洋医学的にも、東洋医学的にも、肩こり解消のポイントは、
- 肩周りの筋肉のコリを解消する
- ストレスを溜め込まない
- 冷やさない
であると考えられます。
アロマ(精油)の力で肩こり解消
アロマ(精油)には色々な種類や効能があります。肩こりには筋肉の緊張をほぐす作用があるものや、リラックス効果の高いもの、抗炎症効果がある精油を塗布しながらマッサージをすると効果的だと思います。今回は、肩こり解消にオススメの精油を5つ紹介します。
1.ラベンダー
深い安らぎのあるフローラルな香りのラベンダーには、頭痛を解消してくれ、筋肉痛や神経痛を癒してくれる効果があります。
ストレスからくる肩こりや、眼精疲労による首のこりにはラベンダーの香りがおすすめです。
2.スイートマージョラム
スパイシーで心温まる香り。副交感神経に働きかけて、自律神経を調整する効果があり、血管を広げ、血流を良くする働きがあります。安らぎと睡眠を促す働きもあります。
3.ローズマリー
ハーブの中でも香りの強いローズマリーは、不安定な気持ちを晴れさせて明るい気分にしてくれます。低血圧や冷え性を改善させてくれる効果のあるローズマリーは、筋肉痛を緩和してくれたり、こりをほぐしてくれる効果もある精油です。
4.レモングラス
鎮痛作用や抗炎症作用もあり、筋肉痛などの痛みをやわらげるのにも有効です。血流を促進する効果もあるので、冷え性やむくみ、肩こりにも効果を発揮します。
5.ジュニパーベリー
森の木々を思わせる香り(お酒のジンの香り)で、爽やかな香りのジュニパーベリーには、身体を温め血流を良くすることにより、肩こり解消を促したり、老廃物の排泄を促し、むくみ解消の効果も期待できます。
肩こり解消マッサージオイルの作り方
キャリアーオイル30mlに対し精油を全体で6滴~18滴にします。(濃度として1%~3%)上記
の精油をブレンドして、作ってみてください。
ブレンド例
ローズマリー(3滴)マジョラム(2滴)ラベンダー(2滴) とキャリアオイル30mlを混ぜ、肩や首すじなど気になる所をマッサージする。
肩こりにオススメの自分で押せるツボ
肩こり解消にオススメのツボを6つ紹介します。痛気持ちいいくらいの強さで、10秒くらいおしてみてください。
1.肩井(けんせい)
首の付け根と肩の一番端の真ん中にあるツボです。
2.天柱(てんちゅう)
後頭部の太い筋肉の上端の外側
3.風池(ふうち)
耳の後ろにある骨と後頭部中央にあるくぼみとの中間。頭板状筋にあるツボです。
4.合谷(ごうごく)
親指と人差し指が交わった所からやや人差し指よりの凹み
5.手三里(てさんり)
肘を曲げて出来る線から指3本分手の先の方に向かったところにあり、握りこぶしを作った時に、長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)が一番盛り上がる辺りにあるツボです。
6.中府(ちゅうふ)
鎖骨の下のでっぱり(烏口突起)から指一本分下のところ。小胸筋にあるツボです。
最後に:アロマとツボで肩こりを解消しよう
今回は、肩こり解消にオススメのアロマ(精油)とツボをご紹介しました。
少しでも肩こりで辛い方の痛みが解消され、笑顔で過ごせますように。
smile house たら鍼灸マッサージ院では、ツボを使った鍼灸治療や、アロママッサージであなたの辛い肩こりにアプローチしていきます。
気になる方は、お問い合わせ知て頂ければと思います。
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