出産後気になる、体型の崩れ。骨盤矯正という言葉が巷でにぎわっているけど、実際いつから骨盤の事をきにしていけばよいの?この記事では、熊本で産後ケアをしている3児の母鍼灸師が産後の骨盤ケアってどうすればよいの?を書いています。
【1】産後の骨盤の状態とは?
まずは、骨盤て何?という話からします。骨盤にはお尻の中央にある仙骨(せんこつ)、その先にある尾骨(びこつ)、大きな羽のような形をした完骨(かんこつ)があり、完骨は、腸骨(ちょうこつ)、恥骨(ちこつ)、坐骨(ざこつ)で形成されています。これらの骨で形成されている骨盤が数センチ単位で動くことはありません。いくつもの靭帯で強固に固定されており、しっかりと骨盤の中にある内臓を守っているからです。ですが、これを覆すのが、出産というおお仕事なのです。なぜならば、赤ちゃんの頭を通す為に、直径10センチの道を作らなければいけないから…!
ねっ、ものすごい事なんです、出産って!
では、この通り道をどうやって作るのか?それには、リラキシンというホルモンが関与しています。リラキシンには、靭帯を緩める作用があり、赤ちゃんの通り道を作りやすくしてくれる働きがあります。
このリラキシンのおかげで、無事に赤ちゃんが生まれる事ができるのですが、靭帯を緩める働きがあるので、産後すぐに体に負荷がかかる動きをすると、骨盤が安定しない状態なので、他の関節にも負担がかかり、体のあちこちに不調が出るのです。
【2】産後の骨盤ケアはいつからがオススメ?
基本的に産後の骨盤は安定はしておらず、産後1ヶ月の産褥期(さんじょくき)は寝ておいて!は骨盤ケアの観点からも間違いではありません。産後1ヶ月はサポーター必須で、産後ママがやるべき事は授乳のみ!おむつ替えも、授乳した後の寝かしつけもやらない!という状況を作っておき、授乳をしたら、横になるがベストです。家事?やらないです!やってはダメです。という事ができるように、体の状態を旦那さんをはじめ近くのサポーターに必ず伝えておいてください。
というのも踏まえて、産後の骨盤ケアはいつからやるのがオススメなのか?後ほどお伝えするセルフケアは産後すぐからでも大丈夫なのですが、産後ケアをやっている整骨院や整体院、鍼灸院などは産後1ヶ月以降からの方が良いかなと思います。まずは、家で横になっていて欲しいという願いも込めて。
産後1ヶ月〜2ヶ月を過ぎ、少しリズムもつかめてきたかな?というタイミングで産後ケアや骨盤ケアができる所に行ってみてくださいね〜!
【3】オススメのセルフケアは?
産後すぐから出来る骨盤のセルフケアは、横になった状態で足を伸ばし、階段を登る足に逆の足首を引っ掛けるだけ。以上です。とりあえず、これで骨盤を整える手助けが出来ます。
最後に:産後の骨盤ケアや体のケアは専門家に一度丸投げしよう!
産後の体、自分でケアするのももちろん大切です。ですが、やっぱり目の前の赤ちゃんに気を取られてしまい、自分のケアは後回しになる産後ママが大勢いると思います。
一度近くの産後ケアや骨盤ケアが出来る専門家に体をみてもらい、施術を受けたりして、自分の体の状態を知り、自分に手をかけてあげて欲しいです!
smile houseたら鍼灸マッサージ院のタラマイは自分自身が3人出産した経験と、産後ケアを定期的に学び、知識をアップデートしております。
産後の骨盤みてほしい!産後の不調をどうにかしたい!という方は、ぜひお越しくださいませ〜!
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