暑さが厳しいこの時期に起こるこのような症状。そう夏風邪。風邪は冬に多いのですが、実は夏に流行る風邪も多いです。そんな長引きがちな夏風邪の原因と対策についてこの記事では記載しています。
【1】夏風邪の特徴
1.湿気が好きな夏風邪のウイルスさん
一般的に風邪のウイルスは低温度で感想した空気を好みます。これが冬に風邪が多くなる要因です。しかし、夏風邪を引き起こすウイルスは高温・多湿を好み、湿度が50%以上になると活発に働きます。梅雨の時期から夏の暑い時期にかけて活動性が増し流行しやすいのが特徴です。
2.のどやお腹の痛みがでる
冬の風邪ウイルスは熱が高くなることが多いのですが、夏風邪は微熱が続きます(37.5℃くらい)
また、夏風邪ウイルスはのどや腸で増えるため、喉の痛みや激しい咳、腹痛、下痢などの症状が出やすく、冬風邪のような鼻水や鼻詰まりの症状がでにくいのが特徴です。
【2】夏風邪の原因は?なぜ治りにくい?
1.免疫の低下
暑い屋外、涼しい室内への出入りにより、自律神経はパニック状態。疲労を感じやすくなります。この状態だと免疫が低下することによりウイルスに免疫さんが対応出来ずに、結果的に風邪をひいてしまいます。
2.食欲不振による体力不足
夏になると食欲が落ちる方もいらっしゃいます。冷たい飲み物により、胃酸が薄まり胃の消化活動を妨げたり、暑さによって食べること自体がめんどくさくなるかたも。食べること(特にタンパク質)により、エネルギーが補充されていくので、食欲がなく食べる量が減ってくると体力が落ち、結果夏風邪をひいた時にウイルスに対抗することが出来なくなり、治りが悪くなるのです。
【3】夏風邪にならない対策は?
1.経口感染が多いので手洗いうがいをする
当たり前のことですが、大事なこと。こまめな手洗いとうがいをしっかりすることを心がけてみてください。
2.タオルをこまめに取り替える
湿気を好む夏風邪のウイルスさん達。せっかくキレイに手をあらっても、タオルでウイルスが繁殖していたら、意味がない。こまめにタオルを取り替えることも対策の一つです。
3.免疫を下げない
もし体内に夏風邪のウイルスが侵入してきても免疫がしっかり働けば症状は出ません。免疫を下げないような生活を心がけることも大事です。
詳しくは、以下の記事を御覧ください。
最後に:夏風邪とおさらばしよう
この記事では、夏風邪の原因と対策についてお伝えしました。
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