カッピングで自律神経を整える⁉️熊本の女性鍼灸師が解説

「カッピングって気になるけど、自律神経を整えることが出来るって本当！？」

カッピング、吸い玉と言われる施術方法をご存知ですか？この記事では、熊本で鍼灸院を経営している女性鍼灸師が、カッピングで自律神経を整えることが出来るのか？という事について解説しようと思います。

【１】カッピングとは？

カッピングは民間療法の一種であり、吸い玉と呼ばれる事もあります。カッピングは、皮膚にピッタリと密着させたガラス玉内を真空にすることで、気血を流すことが出来るようになります。カッピングをとった時によく聞かれるご感想としては、「どぅわ〜っと流れる感覚があります！」や、「背中に羽が生えたような軽さを感じる！」というものがあります。カッピングの跡は、だいたい数日〜１週間ほどで消えてなくなるのですが、跡が消える期間には個人差がありますので、銭湯に行く前やプールに行く前はご注意ください。

【２】自律神経が乱れているとはどういう状況？

では、そもそも自律神経が乱れているってどういうことでしょうか？自律神経には、交感神経と副交感神経の２つがあり、これらのバランスが崩れている状態を自律神経の乱れと言います。自律神経が乱れていると、以下のような症状が出できます。

頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸などがよく起こる
急に息苦しくなったり、胸が苦しくなる
便秘や下痢、腹痛がよく起こる
手足のしびれを感じることがある
胸焼け、胃もたれなど、食欲不振である
慢性的な肩こりや腰痛がある
疲労感や倦怠感が寝ていてもある
気分の浮き沈みが激しい
イライラしたり、落ち着かないことがある

あなたは、いくつ当てはまりましたか？自律神経が乱れていると、様々な所で症状が出ることが分かると思います。逆に考えると、自律神経を整えることで、これらの症状が改善する可能性があるのです＾＾

【３】カッピングと自律神経との関わりは？

では、自律神経が乱れている方がカッピングを受けると、どんな良いことがあるのでしょうか？
現代人の多くは、交感神経が活発に働きすぎることによる、自律神経の乱れを感じる方が多いです。交感神経が働くことにより、血管は収縮します。これが過度に起こりすぎると、血流が悪い状態が続き、末端の毛細血管に血液が行き渡らず、冷えにつながったり、老廃物の排出がうまくできずに、むくみやすくなったり疲れが取れにくくなってしまいます。さらに、脳の血流が低下すると、考えがまとまらなかったり、思考力が落ちたり、気分の浮き沈みも出てしまいます。
カッピングをすることで、深部の瘀血（おけつ：滞った血液）を表面の皮膚近くまで誘いだし、血流が改善します。
さらに、背骨に沿ってカッピングをすることで、背骨付近にある交感神経幹（中枢である脊髄から出た神経繊維があるところ）を刺激し、興奮状態の交感神経を穏やかにする可能性もあるのです。

最後に：smile houseたら鍼灸マッサージ院のカッピングの特徴は？

smile houseたら鍼灸マッサージ院では、カッピングをする前にお時間をかけてカウンセリングをしています。カッピングを、ただするのではなく、なぜカッピングが必要なのか？お身体の状態をチェックした上で、カッピングを行う理由を説明してからカッピングをしています。
通常の丸い形が残る方法や、カッピングをスライドさせる方法など、お客様の状態に合わせて、カッピングの内容も変えて行っています。
カッピングの跡をみて、背中にある無数のツボと照合しながら、「体の中でココに負担がかかっているかも！」とアドバイスでき、そこに対して鍼灸マッサージで施術を出来るのが、鍼灸院であるsmile house たら鍼灸マッサージ院の特徴かな？と思います＾＾
熊本市北区でカッピングの施術を受けてみたい！という方は、一度ご相談下さいませ〜！