「秋になると、急に肌がカサつく、粉をふく、化粧ノリが悪い…」
そんなお悩みが増えていませんか?
実はその乾燥、単なる気候のせいだけではなく、東洋医学でいう「肺の弱り」が関係しているかもしれません。この記事では、熊本で美容鍼をしている女性鍼灸師が、東洋医学的な視点から、秋と肌の乾燥について解説します。
【1】秋と関係している肺って何?
東洋医学では、季節と臓器の働きが深く結びついていると考えます。これを「五行論」といいます。五行論では、春は肝、夏は心、秋は肺、冬は腎、そして土用は脾と、それぞれの季節ごとに体の臓器が影響を受けやすいとされています。
秋は乾燥の季節。五行論では、秋に影響を受けやすい臓器は「肺」です。肺は呼吸器としての働きだけでなく、全身に潤いを巡らせる臓とも考えられています。肺が十分に働くと、皮膚や髪まで潤いが届き、健康でツヤのある状態を保つことができます。
1.肺は「潤い」を全身に届ける臓
東洋医学では、「肺」は呼吸器の働きだけでなく、全身に”潤い”を届ける大切な臓器とされているので、肺が乾燥すると、皮膚や粘膜も乾きやすくなり、次のようなサインが出やすくなります。
- 肌の乾燥・粉ふき
- 鼻・喉の乾き
- 声が枯れる
- 咳・痰が出やすい
つまり、秋の肌トラブルは内側の潤い不足が原因であることも多いのです。
2.肺と肌は“表裏一体”の関係
東洋医学では「肺は皮毛を主る(ひもうをつかさどる)」といわれます。
皮毛=皮膚・体毛を守る働きのこと。
肺が元気だと、肌にしっとりとした潤いが行き渡り、透明感が保たれます。
反対に肺が弱ると、肌は乾燥し、バリア機能が低下してトラブルが出やすくなります。
【2】肺をうるおす秋の過ごし方
肺をいたわるためには、次のような養生法がおすすめです!
1.乾燥を防ぐ食事
梨・れんこん・白きくらげ・豆腐・大根・など、白い食材を積極的にとると良いです!我が家は、週に1回は、れんこん料理が夕ご飯に並び(れんこんとサツマイモと鶏肉の甘辛いためとか!笑)、食後のデザートで、梨を家族全員でほおばっています!笑
2.深呼吸で肺をリセット
忙しい時ほど呼吸が浅くなります。朝晩5分の深呼吸習慣を!また、呼吸が浅くなる原因として、胸郭(胸周り)の硬さも関係してきます。深呼吸と一緒に、体の側面をぐぐぐっと伸ばすと良いです!
3. 保湿は”内と外”の両方から
スキンケアだけでなく、体の内側から潤いを補う意識を持つことが大事です!それには、鍼灸もオススメ。肺をサポートするようなツボなどを使い、内側から潤いを与えていきます!
【3】美容鍼で「肺」と「肌」の巡りを整える
美容鍼でお顔に鍼を打つと、皮膚の中の線維芽細胞が刺激されます。線維芽細胞は肌の真皮にある細胞で、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの肌の潤い・弾力を支える成分を作る働きがあります。ちなみに、コラーゲンは、肌のハリ。エラスチンは肌の弾力。ヒアルロン酸は肌の保水・潤いに関係があります。つまり、美容鍼で線維芽細胞を活性化すると、肌内部の水分保持力が高まり、乾燥しにくい肌になるのです。
さらに、鍼による局所刺激で血流もアップするので、肌に必要な栄養や酸素が届きやすくなり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)も整います。これも乾燥や小ジワ、くすみの改善につながります。
smilehouseたら鍼灸マッサージ院の美容鍼では、顔への刺鍼だけでなく「肺経」や「中府」など、呼吸や潤いの巡りに関係するツボも使いながら、お肌の乾燥に内側からもアプローチを行います。
「最近、保湿しても乾く」「秋になると肌が荒れる」という方には、当院の美容鍼で、お顔へのアプローチだけでなく、内側から乾燥対策が効果的です。
美容鍼の詳細はこちら→https://smile-house.boubou58.com/kagayaki-biyouhari/
最後に:秋の乾燥肌には内側・外側どちらからもアプローチを
秋の乾燥肌は、スキンケアだけでは追いつかない“内側の潤い不足”が原因かもしれません。
美容鍼で「肺」と「肌」の巡りを整え、季節の変わり目にも負けないしっとり肌を目指しましょう。
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