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好転反応って何?鍼灸やマッサージを受けたばっかりなのに!と悩んでいる方へ

鍼灸とマッサージをしてもらったばっかりなのに、何だか身体が辛い・・・

もしかしたら、それって好転反応かもしれませんよ。この記事では鍼灸やマッサージを受けた後に起こりうる好転反応についてお伝えします。ご自身の症状と見比べながらご一読ください。

【1】好転反応とは

好転反応とは鍼灸(しんきゅう)治療やマッサージなどを受けた翌日に、身体が正常な状態を取り戻す過程で、一時的に体がだるいなどの疲れや痛み、発熱などの症状が現れることをいいます。

治療をすることで、今まで滞っていたリンパや酸素の流れが良くなり、一気に毒素や老廃物が身体中を駆け巡ることで、様々な症状が好転反応として身体のあちこちに起きるのです。

好転反応の症状がおきるのは、細胞が活性化されている・溜まった有害物質が排出される・リンパや血液の流れが活発になるなどの原因が考えられ、症状は回復の前の予兆であり、2〜3日ほど経てばすっかり良くなるといわれています。

【2】好転反応4つの種類

好転反応は人が本来持っている身体の状態を取り戻す過程での反応のことをいいます。そんな好転反応には大きく4つの種類と症状があります。

1.弛緩反応

マッサージを受けた時に筋肉がほぐれることで、縮まっていた筋肉に今まで溜まっていた毒素や老廃物などが、巡回することを弛緩反応といいます。
毒素や老廃物が流れ込み、巡回している時に今まで機能していなかった器官などが毒素や老廃物に対応できず、急激な倦怠感、熱を発症するようになるといった症状が出ることがあります。

2.過敏反応

治療した箇所が治療したのにもかかわらず、痛みやかゆみ、炎症などを起こすことを過敏反応といいます。
過敏反応が起こる原因は治療した箇所に血液が流れ込んで、体中の壊れた組織を作り変えようとしているためであり、全身のかゆみや痛み、治療した場所のかゆみや痛みが出ることが出ることがあります。

3.排泄反応

排泄反応は体に溜まった毒素や老廃物を体外に排出しようという動きのことです。汗、尿、便、皮膚に反応が現れるといわれています。吹き出物、発疹、ニキビ、尿の色が濃くなる、下痢が起きるなどの症状が出ることがあります。人間にとって身体に必要ではない物を排出しようとする時の排出する場所は、口、肛門や尿道、そして肌です。肌も排泄器官の一つということを覚えておくと、肌の調子がイマイチだな。。。と言う時に身体から何かしらの毒素や老廃物を排出しようとしているんだな・・・と思え少し気持ちが前向きになりますよ(←やや脱線)

4.回復反応

今まで血行の悪かった所が改善され血液が一時的に周り初める時にあらわれることで起こる症状を回復反応といいます。発熱、吐き気、腹痛、だるさなどの症状を感じることがあります。

【3】好転反応が出たらどうすればいいの?

基本的には2〜3日で症状は収まります。その間は水分をいつも以上に多めに取り、横になりなるべく安静にすると良いと思います。

 

最後に

この記事では鍼灸やマッサージを受けた後に起こりうる好転反応についてお伝えしました。好転反応は刺激に対して身体が回復しようとする大事な反応です。以下のように4種類の反応があることを理解し、症状が出たら、ゆっくり休み、水分を多めに摂取してください。

  1. 弛緩反応
  2. 過敏反応
  3. 排泄反応
  4. 回復反応

長年かかえた症状や久しぶりの施術などで強い反応が現れることがあるようなので、治療前に施術者にしっかり伝えて頂くと良いと思います。

 

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