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抜け毛・薄毛を食い止める為に必要な事3選|熊本の鍼灸師が解説

「最近抜け毛がひどくって、髪の毛全体が薄くなってきた…」

こんなお悩みを持っている方、男性だけではなく、女性にも多いと思います。筆者も3人の子を生み、産後の抜け毛に悩み、このまま髪の毛無くなってしまうのでは?と思った経験があります。この記事では、産後、そして、年齢を重ねての抜け毛や薄毛を食い止める為に、知っておいて欲しい事を具体的にお伝えしようと思います。

【1】抜け毛のメカニズムとは?

ヘアサイクルは、2~6年続く「成長期」、2週間ほど続く「退行期」、3~4ヶ月続く「休止期」で成り立ちます。成長期に髪の毛が伸び、退行期で成長が止まり、休止期で脱毛します。その後再び成長期が始まるため、髪の毛が抜け落ちたままにはなりません。

 引用元:https://www.agaskin.net/column/detail_49/

抜け毛のメカニズムは、毛周期を知ることで理解できます。正常な毛周期であれば、休止期の後に、毛が抜けていくのですが、薄毛や抜け毛で悩んでいる方の場合、本来だったら産毛が生えて、細い毛が伸びてきて、太く育って…という成長期の2〜6年の間に、太く育つ前に成長期が終わり、退行期→休止期というサイクルに入ることで、どんどん薄毛になっていくのです。
強くてキレイな髪を作る為には、毛髪形成に関与する、毛母細胞、毛乳頭、バルジ領域にある毛包幹細胞と色素幹細胞の活性化をすることが大事になってくるのです。

<strong>毛母細胞とは?</strong>
毛のもとになる細胞があります。 毛母細胞が毛乳頭からの働きかけによって増える(細胞分裂)することで毛が伸びていきます。髪の毛は毛母細胞が角質化したもの
<strong>毛乳頭とは?</strong>
毛球の先端部にある、毛母細胞に栄養を届けるのが役割がある。毛乳頭には、毛を成長させる栄養分を運ぶための毛細血管が多く存在している。
<strong>バルジ領域とは?</strong>
バルジ領域は、発毛分野の研究の一環で2000年~2001年に発見された幹細胞の一種です。
バルジ領域には、毛のもとになる細胞を増やす【毛包幹細胞】と、毛の色素に関係する細胞を増やす【色素幹細胞】の2種類の細胞が存在し、毛根に発毛の指令を出す役割を担っている

【2】抜け毛や薄毛を食い止める具体策

では、具体的に抜け毛や薄毛を食い止める為にはどのようにすればよいのでしょうか?

1.頭皮環境を整える

まず1つ目は、頭皮環境を整えることです。頭皮環境の悪化が、抜け毛につながる原因としては、頭皮の血行不良、頭皮の乾燥、皮脂の分泌が過剰になり頭皮に炎症などの、頭皮環境の悪化が抜け毛や薄毛の原因の一つになってきます。さらに、シャンプーに含まれる界面活性剤で、必要以上の皮脂がそぎとられ、皮脂の不足で頭皮のバリア機能が破壊され、頭皮にある毛母細胞を死滅させます。

2.バルジ領域の細胞を活性化する

バルジ領域に含まれる細胞は、毛のもとになる細胞を増やす”毛包幹細胞”と、毛の色素に関係する細胞を増やす”色素幹細胞”の2種類の細胞が存在しています。毛包幹細胞が分化すると、毛の元になる毛母細胞になり、色素幹細胞が分化すると色素細胞になり、この細胞がメラニンを生み出し、毛に色をつけることで白髪ではなく、黒い髪の毛が生えてくるのです。

3.体の中から変える

最後に大事になってくることは、体の中から整えるということです。生活習慣を整えることはもちろんのこと、東洋医学的な考え方でいくと、
体が元気な状態でないと、末端部分の髪の毛にエネルギー(気)を使わない!
という事があります。人は生きる為(心臓を動かすとか、呼吸をするとか)にエネルギーを使う事を最優先させるので、体の状態が整わない状態だと、髪の毛は後回しにしちゃうのです。

最後に:鍼灸をからめた抜け毛・薄毛対策をしよう

この記事では、産後、そして、年齢を重ねての抜け毛や薄毛を食い止める為に、知っておいて欲しい事を具体的に書いてみました!鍼灸で体の中を整えつつ、育毛剤も併用しつつ、頭皮環境を整えるシャンプーも使っていきましょうね^^

タラマイ
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