「最近、くしで髪をとかした時の抜け毛が増えた気がする」
「シャンプーのたびに手につく毛量を見て不安になる」
女性にとって、髪は見た目や自信に直結する大切な存在です。だからこそ、理由が思い当たらない抜け毛が増えると、大きな不安を感じてしまいますよね。熊本で女性向けの育毛鍼灸を行っている私の元にも、
「ストレスなのかな?子どもの応援で夏に外に居て頭皮がやけたから?でも、何が原因なのかさっぱりわからない…」
とお悩みの方が、たくさん来院されます。
この記事では、理由がわからず悩んでいる女性に向けて、抜け毛の裏に潜む7つの主な原因をわかりやすく解説します。
【1】女性の抜け毛で考えられる7つの原因
男性の薄毛(AGAなど)は遺伝や男性ホルモンの影響が明確なケースが多いのに対し、女性の抜け毛は複数の要因が複雑に絡み合っているのが大きな特徴です。日常の小さな変化や不調が重なり合い、結果として「髪」に症状が出ているケースが少なくありません。
そのため、まずは「自分自身の体や生活の中にどんな変化があったか」を一つひとつ紐解き、原因を整理していくことが改善への第一歩となります。
今回は、女性の抜け毛で考えられる7つの原因を書いていきます。
1.加齢による女性型脱毛症(FPHL)
女性も年齢を重ねるにつれて、髪のコシが失われたり、頭皮全体が薄くなったりすることがあります。これをFPHL(Female Pattern Hair Loss:女性型脱毛症)と呼びます。
加齢に伴いヘアサイクル(毛髪の生まれ変わり周期)が短くなり、髪が太く育つ前に抜けてしまうことが原因です。生え際だけでなく、頭頂部や分け目を中心に全体的にボリュームが減ってくるのが特徴です。一つの目安として、40代後半から増え始め、更年期を迎える50代前後に特に目立ちやすくなると言われています。
2.ホルモンバランスの変化(産後・更年期など)
女性の髪の健康は、女性ホルモン(特にエストロゲン)と深い関係があります。エストロゲンには「髪の発育を促し、抜けにくくする」働きがあるため、ホルモン量が急激に減少するタイミングで抜け毛が増加します。
更年期の抜け毛: 閉経前後にエストロゲンが減少することで、全体的に髪が細くなり抜けやすくなります。
産後の抜け毛(分娩後脱毛症): 妊娠中に高かったホルモン値が出産後に一気に低下することで起こります(通常は数ヶ月〜1年ほどで自然に回復します)。
私の場合、3人目を産んだ後に、抜け毛が止まらなくなり、このままハゲてしまうのでは?と怖くなった経験があります。産後の抜け毛について詳しく書いた記事はこちらです↓
3.ストレス・自律神経の乱れ
仕事や家庭でのストレス、環境の変化、人間関係の悩みなども抜け毛の大きな要因です。
ストレスを感じると自律神経の交感神経が優位になり、血管が収縮します。頭皮の血管は非常に細いため、血流が滞ると毛根に十分な酸素や栄養が届かなくなり、髪が育ちにくくなって抜けてしまうのです。
ストレスと髪の毛の関係を書いた記事はこちらです↓
4.睡眠不足・質の低下
髪の毛は、私たちが眠っている間に分泌される「成長ホルモン」の働きによってダメージを修復し、健やかに育ちます。
睡眠時間が削られたり、夜中に何度も目が覚めるなど「質の低い睡眠」が続くと、成長ホルモンが十分に分泌されません。結果として毛母細胞の働きが低下し、抜け毛につながります。
また、東洋医学の面でも、寝ている間は「髪を育てる時間」と考えます。睡眠中は、髪の栄養源となる「血」を養い、生命エネルギーである「腎精」を補う大切な時間です。そのため、夜更かしや睡眠不足が続くと、髪に十分な栄養が届きにくくなり、抜け毛や髪のハリ・コシの低下につながると考えられています。
5.栄養不足(鉄・タンパク質など)
髪の毛の約90%は「ケラチン」というタンパク質でできています。また、その髪を作る工場(毛母細胞)に酸素と栄養を運ぶために不可欠なのが「鉄分」です。
偏った食生活や外食ばかりの生活が続くと、頭皮まで十分な栄養が回りません。特に女性は毎月の生理(月経)によって鉄分が不足しがちなため、自覚のないまま栄養不足から抜け毛を引き起こしているケースが多く見られます。
また、特に産後の女性は注意が必要です。妊娠・出産による出血や授乳によって鉄分やタンパク質などの栄養が不足しやすく、さらに育児による睡眠不足や食生活の乱れも重なります。産後の抜け毛はホルモンバランスの変化が主な原因ですが、栄養不足が重なることで、抜け毛が長引いたり、髪の回復が遅れたりすることがあります。
私も、産後の抜け毛で悩んでいた時に、プロテインや鉄分をしっかりとりはじめると、抜け毛がとまった経験があります。栄養面も大事だなと実感しています。
6.急激なダイエット
「短期間で数キロ落とすような無理な食事制限」を行った後、2〜3ヶ月遅れて大量の抜け毛が発生することがあります。これを休止期脱毛と呼びます。
体が飢餓状態(生命の危険)だと判断すると、心臓や脳などの命にかかわる重要器官へ優先的に栄養を送るため、生命維持に直接関係のない「髪の毛」への栄養供給が真っ先にストップしてしまうのです。
東洋医学の考え方でも、「髪は血余(はつはけつよ)」といわれ、髪は十分な「血」によって養われると考えます。急激なダイエットや極端な食事制限をすると、食べ物から「気」や「血」を作る力(脾の働き)が弱まり、髪まで十分な栄養が届かなくなります。その結果、抜け毛が増えたり、髪が細くなったりすることがあるのです。
7.頭皮環境の悪化
髪の土壌である「頭皮」の状態が乱れていると、毛根がダメージを受けて抜け毛が増えます。
- シャンプーのすすぎ残しや、皮脂の過剰分泌による毛穴詰まり
- 洗浄力の強すぎるシャンプーによる頭皮の乾燥・バリア機能低下
- カラーリングやパーマの頻繁な施術による薬品刺激
頭皮の赤み、かゆみ、フケなどがある場合は、頭皮環境の悪化が原因の可能性があります。
夏になると、皮脂が多くなり、泡立ちが悪くなるので、洗浄力の強いシャンプーを2度3度使い、シャンプーをする方も多いと思います。しかし、逆に頭皮の必要な皮脂まで洗い流してしまい、「もっと皮脂を出さねば!」と頭皮の皮脂が多くなることも…。
頭皮に優しく、頭皮環境を守るシャンプーを使う事をオススメするとともに、シャンプー前の予洗い(シャワーで1分ほど)でかなり汚れが落ちるので、予洗いもオススメです。
【2】女性の抜け毛は「髪」だけではなく身体の土台を整えることも大切
女性の抜け毛対策は、発毛剤を塗ったり育毛シャンプーに変えたりといった「髪そのものへのアプローチ」だけでは限界があります。
私が専門とする東洋医学(鍼灸)の視点では、髪の毛は「血余(けつよ=血のあもり)」と呼ばれます。体の内側(内臓や血流、自律神経)が健康で、エネルギーや血液が全身に満ち溢れていて初めて、その余剰分の栄養が「髪の毛」へと届くという考え方です。
つまり、原因がわからない抜け毛を根本から改善するためには、「髪を力づくで育てる」のではなく、「髪が自然と育ちやすい身体の土台環境を整える」という視点が欠かせません。
- 血流の改善: 肩こりや首こり、冷えを解消し、頭皮まで十分な血液(栄養)が届く道筋を作る
- 自律神経の調整: 鍼灸などで交感神経の緊張を緩め、睡眠の質を高めて副交感神経を優位にする
- 内臓機能の活性化: 胃腸の働きを整え、食べた栄養をしっかり吸収・全身へ届ける力をつける
体の土台(巡りと自律神経)が整えば、毛根は自ずと元気を取り戻し、健やかな髪を育み始めます。
【3】原因がわからない女性は、一人で悩まず原因を整理することから始めましょう
抜け毛の悩みは非常に繊細で、家族や友人にも相談できず、一人でネット検索を繰り返しては落ち込んでしまう方が少なくありません。
しかし、ここまでお読みいただいた通り、女性の抜け毛には必ず何らかの「きっかけ」や「体のサイン」が存在します。大切なのは、「自分の身体の中で今、何が起きているのか」を客観的に整理することです。
ネットの情報に振り回されて不安を募らせる前に、まずはご自身の体調や生活習慣を振り返り、一つひとつ原因の糸口を解き明かしていきましょう。
「自分の抜け毛の原因がどれなのか、やっぱり自分では判断できない」 「病院では異常なしと言われたけれど、身体の内側から抜け毛を改善したい」
熊本市にある当院では、抜け毛に悩む女性のための「髪と身体の根本改善セッション(カウンセリング&体質チェック)」を行っています。
女性鍼灸師が完全プライベートな空間で、あなたのお悩みや体調、生活習慣を丁寧にお伺いし、頭皮の状態だけでなく「自律神経の乱れ」や「全身の巡り」まで詳しくチェックいたします。
「私の抜け毛も改善するのかな?」と不安な方も、まずは一歩踏み出して、お気軽にご相談くださいね。あなた本来の健やかで美しい髪を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
▶ 抜け毛原因解読セッション+土台を整える施術体験の詳細・お申込みはこちら

熊本市北区麻生田(ジョイフル武蔵ヶ丘店より徒歩5分)で美容鍼とアロママッサージ!そして妊娠期のちょっとしたトラブルや、マタニティマッサージや産後ケア・薄毛や脱毛のお悩みなら!smile houseたら鍼灸マッサージ院へ
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はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格を持った女性鍼灸師の鍼灸師

























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